

作曲で稼ぐ

30代・40代から「作曲家」を目指す。アーティストにならなくても、音楽で稼ぐ道はある
YOASOBIやAdoに憧れる時代に、あえて「裏方」を勧める理由
最近、音楽で稼ぎたいと考える方の多くが、アーティストとして表に立つ道を思い浮かべます。
YOASOBI、Adoのような存在に憧れて、自分も歌い手として、表現者として、SNSで発信していく――そういうイメージです。
ただ、その道を選ぶには、顔を出す覚悟、SNS運用に時間を割く体力、ファンとの距離感を作るセンス、そして何より「自分が表に立ち続ける」ことへの強い欲求が必要になります。
これ、向き不向きが激しく分かれます。
特に、社会人として働きながら音楽を続けてきた30代・40代・50代の男性の多くは、「できれば表に出ずに、淡々と曲を作って収入を得たい」と考えていらっしゃるはずです。
そういう方にお伝えしたいのが、作曲家という仕事です。
「作曲家」と「アーティスト」は、まったく違う仕事
混同されがちなのですが、両者は別物です。
アーティストは、楽曲を発表して、自分の名前と顔で活動します。ライブをやり、SNSでファンと交流し、表に立ち続ける仕事です。
作曲家は、楽曲だけを作って、それを歌うアーティストや、起用するレコード会社・芸能プロダクションに納品します。基本的に表に出ません。SNSで顔出しする必要もありません。曲が採用されれば、印税やギャランティーが発生する、シンプルな構造です。
仕事の性質も、必要なスキルセットも、まったく違います。
そして、ここが大事なのですが――
作曲家には、年齢制限がほぼありません。
20代の若手も、40代の中堅も、50代のベテランも、それぞれの個性で楽曲を作って、それぞれの形で採用されていきます。アーティストのように「若さ」「華」が決定的に重要、ということがありません。
「今から始めるには遅いのでは」と思っている方ほど、実はチャンスがあります。
どうやって稼ぐのか、現実的なお話
作曲家の収益源は、主に2つです。
1. 印税 楽曲が大手アーティストに採用されてCDや配信になった場合、再生・販売されるたびに印税が入ります。ヒットすれば数年単位で収益が継続します。
2. ギャランティー(買取) タイアップ楽曲、CM、アニメ、映画、企業BGMなど、契約時に固定額が支払われる形です。一発で完結しますが、確実に収入になります。
副業として始めて、本業の収入を補う形で運用している方もたくさんいます。
「音楽だけで生活する」を最初から目指さず、「本業の収入に、作曲の印税を上乗せしていく」という考え方の方が、現実的に長く続けられます。
AIで作曲できる時代、作曲家は不要なのか?
最近、Sunoのような音楽生成AIが急速に進化していて、「もう人間の作曲家はいらないのでは」という声を聞きます。
実際は逆です。
大手レコード会社や芸能プロダクションが楽曲を採用する場面では、いまだに「人間の判断」が決定的に重要です。アーティストのイメージに合うか、グループの文脈に合うか、時代性にフィットするか――こうした判断は、AIだけでは完結しません。
AIで一気に楽曲を作れる時代になったからこそ、「業界の文脈を理解した上で、コンペで採用される曲を作れる人」の価値が上がっています。
AIを使いこなしながら、業界の正規ルートで楽曲を提供していく――これが、これからの作曲家のスタンダードになっていきます。
「作家事務所」という存在を知っていますか
ここまで読んで「作曲家として活動するには、どうすればいいのか」と思われた方へ。
個人で大手レコード会社に楽曲を売り込むのは、現実的にはかなり難しいです。レコード会社は、信頼できる窓口を経由した楽曲しか受け付けないことがほとんどです。
そこで存在するのが「作家事務所」です。
作家事務所は、所属する作曲家の楽曲を、大手レコード会社や芸能プロダクションが開催する「楽曲コンペ」に提出する役割を担います。所属作曲家にとっては、自分一人では届かない場所に楽曲を届ける窓口になります。
採用された場合の印税やギャランティーから、事務所が窓口マージンとして一定の割合を受け取る、という仕組みです。
どんな人が向いているか
これは正直にお伝えしておきます。作家事務所と契約して活動を続けられる方には、いくつかの共通点があります。
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契約事項をきちんと守れる方
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連絡のレスポンスがちゃんと返せる方
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「とりあえず作ってみる」というフットワークがある方
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採用されなくても落ち込まず、淡々と次の曲を作れる方
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業界のフィードバックを素直に受け取れる方
逆に、こういう方には向きません。
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採用・不採用に一喜一憂しすぎる方
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「自分の作品」へのこだわりが強すぎる方
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連絡がルーズな方
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契約条件で揉めるタイプの方
作曲家業は、長期戦です。一発逆転を狙う仕事ではなく、コンスタントに曲を作り続けて、採用率を少しずつ上げていく仕事です。気楽に、淡々と、長く続けられる方に向いています。
始めるのに必要なもの
最低限のDTM環境(Logic Pro、Cubase、Studio One等のDAWソフト)と、それなりに完成度のあるデモ音源があれば、応募は可能です。
「プロレベルじゃないと応募できないのでは」と思われる方が多いのですが、最初の段階では、素材としての光るものがあれば事務所側で育てていく余地があります。
完璧を目指して何年も準備するより、今ある手札で一度応募してみる方が、結果的に早く道が開けます。
弊社について少しだけ
合同会社GAIALOVESは、作家事務所として、所属作曲家の楽曲を大手レコード会社・芸能プロダクションのコンペに提出する業務を行っています。
所属作家による楽曲提供実績として、AKB48、欅坂46、乃木坂46、NiziU、2PM、チャン・グンソク、halca、フィロソフィーのダンス、遊助など、各SNS・YouTubeでの累計再生回数は3000万回を超えています。
応募は随時受け付けています。デモ音源を添えてご連絡ください。
「まず話を聞いてみたい」というレベルでも構いません。気軽にご応募いただければ幸いです。
合同会社GAIALOVES 代表 田丸暁生